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zoom RSS 【便乗企画】 マイ・フェイバリット・アルバム100選 (洋楽編)第3弾

<<   作成日時 : 2016/12/18 20:53   >>

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人様のブログに着想を得て開始したものの自分らしさ全開で記事掲載完了するまでに著しく時間を費やしてしまいました(汗)アルバム100選洋楽編をコレで一通りご紹介することができてホッとしています…第3回目と言う事で上位30枚のアルバム群はこれまで自分がエントリーしてきたアーティストばかりなので過去2回にも増して読み応えに乏しいものになってしまいましたが今回企画は自分自身は大変楽しめたもので取り上げたアルバム群は自分にとってかけがえのない盤ばかりなのは間違いございません。しかし100枚に絞って選出する、という事はソコから漏れた盤に対する未練も相当ありますよね…ローリング・ストーン誌で500選なんて企画がありましたがアレを覗いてみて自分のリストと比較するとアレもコレも無い!なーんてパニック状態にもなろうというもの。ザ・バンドは無いわ、ニルヴァーナは無いわ、ドアーズも無ければマーヴィンもスプリングスティーンもビリー・ジョエルだってありませぇーん。
それらタイトルが自分にとって大事では無いワケではなく100チョイスにまで絞られると自分が洋楽入門してから最も多感な時期に出会った盤に偏愛を示してしまうバイアスがかかってしまうだけの事…200、300、500とリストの輪を緩めればそれらのアルバムも顔を出すでしょうが自分にとって人生のサウンドトラックは今回選んだ100枚でおおむね不満は無い…と申し上げておきましょう♪いやモチロン当初選出基準(ベスト盤は含まない等)に準拠してますので全くもって自分の素のままとイコールではありませんが少なくともウソの無いリストとは胸を張って言えます…
それでは洋楽100選、トップ30をどうぞご覧下さ〜い♪

■グループ3(ベスト21〜30アルバム群)
●マジカル・ミステリー・ツアー(67年発表)/ビートルズ
コレ元々英国ではサントラ盤としてEP盤でリリースしたものなので幾ら米盤でアルバム化されたからと言ってLP扱いして良いものか…なーんて思ったのも一瞬。現在はBOXセットにもカウントされて公式的にアルバム扱いされている盤ですし世界的には米盤仕様の形態の方が遥かに流通しているから何の迷いも無いハズですよね♪何より自分にとってのビートルズとは「ストロベリーフィールズ」と「ユア・マザー・シュッド・ノウ」に尽きますのでこの2曲がカップリングされた世紀の名盤扱いで何の問題もありませぬ。

●イン・ザ・スタジオ(84年発表)/スペシャルA.K.A.
このジャケって絶対JAZZの何かにインスパイアされたものじゃありません?原典は知りませんがそう思わされるビンテージ感がもうビンビン!当時ショップでこのジャケを見た時の高揚感はものスゴいものがありました…絶対このレコード欲しい!っていう焼け付くような思いです。既にスペシャルズは1st2ndともに聴いておりましたがバンドの顔であるテリー・ホールが脱退してバンドは分解したと思っていたのでジェリーがもう一度別メンバーを立ててグループを再開した事が凄く嬉しかった…スタン・キャンベルもテリーのような濃いキャラで無かったもののアルバムの聴き応えは全然遜色の無いものでしたしね♪

●エクストラズ(93年発表)/ザ・スタイル・カウンシル
グループ解散後にリリースされた編集盤ながら彼等を未聴な方にまずオススメするとしたら自分は迷わずコレです!それこそBest盤でも無く、名盤「カフェ・ブリュ」でも「アワ・フェイバリット」でも無く。彼等は活動当初アルバムを発表せずシングル中心にリリースして行くという方針を打ち出していた、と当時のライナーにありまして自分は結構信じ込んでました…ソレを裏付けるかのようにドッサリとシングルをリリースしそれらは後にアルバムに収録されないもの多数だったからです。この編集盤にはそんなシングル・オンリーだった音源がかなりまとめられ初期〜中期にかけてのウェラーのソングライティングが絶頂に達していた事をイヤと言う程伝えてくれております…「パーティ・チェンバース」に於けるマサカリのようなキーボード・ワークこそ彼等の真骨頂!

●白いレガッタ(79年発表)/ザ・ポリス
この盤も当時憧れでしたね〜最初に貸しレコで借りてきたんですが一緒に借りたレコの記憶が消し飛ぶ程の存在感のある音が詰まったアルバムでした…スマートなメロディ、スティングのヴォーカルといった傑出した要素しかないアルバムではありますが何と言っても各楽器が鳴らしている音空間の艶やかさがコレ程濃密な作品って他にあるでしょうか?と未だに思っちゃうくらい有機的な音で満たされていたアルバムと言って問題ありますまい。自分にとっては「孤独のメッセージ」と「死の誘惑」が収録されているだけで殿堂入り確定なワケで…スチュワートのハイハット・ワークが愛おし過ぎる♪

●ラヴィー(90年発表)/レモンヘッズ
彼等のアトランティックからのメジャー・デビュー作。次作の「イッツ・ア・シェイム〜」がブレイクを果たしましたが既にこの盤でもソングライティングは何の遜色も無かった事が痛感できる会心の出来。ターングの頃はベン・デイリーとヴォーカルを分けあってバンドカラーが分裂していましたがこのアルバムで一気にイヴァン色に一本化!それでいいんです…未だパンク色が次作に較べ色濃いですがソレもこの時期の魅力。その中で「ライド・ウィズ・ミー」では後のカントリー趣味にも通じる味わいを既に醸しておりますし「ハーフ・ザ・タイム」のポップネスときたらどうですか!

●フィード・ザ・フレイム(10年発表)/スペンサー・ウィギンス
幻の、と言うかフェイムの許諾が下りなかったせいで長年オクラ入りしていたウィギンスの発掘音源集。自分もリリース時にソウルファンが大騒ぎしなければ気付かなかった盤ですが、その当時声を上げてくれたディープファンに限りない感謝の言葉を届けたい…ホントに、本当に素晴らしいとしか言い様が無い音源集です。オーティスより野太い喉を持つ極めて男性的な歌唱力の持ち主がウィギンスです。CD1枚にびっしりテンコ盛りな収録曲、その全てが素晴らしいという信じられないぐらいの宝物…この盤を未聴の方が居たらソレは勿体無さ過ぎる!と申し上げたくなってしまいます。

●ダーティー・ワーク(86年発表)/ローリング・ストーンズ
自分がストーンズに言及する時、必ず口をついて出るのがこのアルバム…何せストーンズとの出会いの盤ですからコレが無ければ「ベガーズ・バンケット」にも「メインストリート」にも辿り着けなかったと思うと原点中の原点と言っても過言ではありますまい。更には輸入盤LPを初めて買ったのがこの盤だった、という点も二重の意味で自分の心の最深部に留まる要因と言えましょう…しかし愚かにも当時購入して表面に掛かっていた赤いセロファンをビリビリに破いてポイッと捨てた当時の自分の無神経さには喝ぁーつ!!!!!

●マナサス(72年発表)/スティーブン・スティルス
メンバーがズラッと揃ったイカすジャケを眺めながら冒頭の「ソング・オブ・ラヴ」を聴いているだけで無性に幸せな心地にさせられる…音楽が曲作りと演奏だけに傾注されるという当たり前な事が極さらりと提示された奇跡的なアルバムでは無いでしょうか?何故ならショービズの世界では流行だったり宣伝だったりメンバーの人間関係だったりといった音楽の内容以外の事に気を取られる事が多いワケですからね…スティルスもそういった事から無縁だったどころか人一倍それらの荒波に翻弄された人物と言えるのに、このアルバムではそういったわだかまりは一切感じられずひたすら軽快にメンバーもリスナーも音楽を楽しむことだけに集中できる空間が備わっています。LPで2枚組(CDでは1枚ですが)なのに全然お腹に持たれないサクッとした内容…理想的!

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●ランク(88年発表)/ザ・スミス
スミスはデビュー盤からリアルタイムで聴いていたにも拘わらず自分の思い入れはオリジナル・アルバムより「ハットフル」と「ワールド・ウォント・リッスン」なのは…収録曲に対する単純な思い入れ故でしょうか。自分にとってスミスは永遠に「ヘヴン・ノウズ」ですし…しかしアルバム単位で自分が最も愛着を感じているスミス盤とはこのライヴアルバムなのでした♪彼等のサウンドは自分も大好きですし、それは主にジョニー・マーの流麗なギター・ワークによるものだったのですが「ミート・イズ・マーダー」以外の盤では些か線の細さを露呈しているような80sセンスも感じました…しかしこのライヴではサポートにクレイグ・キャノンを据えて音に厚みが出た点が奏功し「クイーン・イズ・デッド」や「アスク」等のナンバーがよりアグレッシヴになり曲本来の持ち味を発揮しているように思えたのです。ただ「ドレイズ・トレイン」がインストなのは当時既にメンバー関係が崩壊していたから、なんて話を訊くと複雑な思いもありますけど…

●ライフズ・リッチ・ページェント(86年発表)/R.E.M.
自分にとってスミスに呼応するバンドはR.E.M.だとずっと思ってました…彼等は結構U2とセットで語られていたような気もしますが。ともあれ80年代のビッグ・ロック・プロダクションに反旗を翻した存在として自分の中ではこの2バンドが存在感を放っていたという事なんですよね…モリッシーは明確にシーンに敵意むき出しでしたしR.E.M.は態度と言うか佇まいで表明していた気がしてなりませんでした。MTVで「遠くにありて」に興味を持ち「夢の肖像」の「ハーバーコート」で彼等のファンとなった自分でしたが本アルバムの冒頭曲「ビギン・ザ・ビギン」以上の名曲は無い、と断言したい気持ちで一杯です♪モチロン、アルバム全体も名盤と呼ぶに値する佳曲詰まりまくりな内容ですが「ビギン・ザ・ビギン」があるのと無いのとでは雲泥の差が出る、それぐらい稀代の名曲だと申し上げたいのです…全ての瞬間が素晴らしいこの曲の白眉はキマり過ぎるぐらいキマったエンディングパートでしょう!

■グループ2(ベスト11〜20アルバム群)
●ディフォード&ティルブルック(84年発表)/ディフォード&ティルブルック
コレも元々はポッパーズMTVでPVを観たのがキッカケでレコードを買いに行ったもの…あの番組はホント、自分に多大な影響を与えてくれました♪PVとジャケ写が海辺での同日ロケと言う大変ローパジェットな内情だったのでしょうがエア・サーフ・ミュージックとも言うべき本作の音像にピッタリな舞台装置ではありましたよね…ま、曲名が「ラヴズ・クラッシング・ウェイヴ」なんだから当たり前とも言えますけど(笑)未だCDでは廃盤のままですが早いトコ、リマスター再発してくれぇー!

●アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ(85年発表)/プリンス
プリンスの生前にリイシュー企画がスタートしたと聞いているのに一体いつになったらリリースされるんだい?当時のシングル収録曲や未発表音源もモチロン聴きたいけど何よりCDトランスでぼやけてしまった音質や音圧を適正な状態で調整してリマスターして欲しい一心なのです!全ての音が雨粒の槍のように突き刺さってくるサウンド・スペクタクルを現代のテクノロジーでビビットに蘇らせてはくれますまいか?

●ラーフター(80年発表)/イアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズ
自分が当時購入したLP(おそらく再発盤)は新品の輸入盤でしたがジャケ裏には「スーパーマンズ・ビッグシスター」と「ファッキン・エイダ」のスペルに黒マジックで塗りつぶしてありました…前者は恐らく著作権問題、後者は倫理的配慮?何ともおおらかな時代だったような…フィールグッズそのままとは言わないまでもアルバムの随所でウィルコのリズム・カッティングがゴリゴリ響いて自分には最高のアクセントと感じられました…デュリー・ファンにはあまり好意的には受け入れられて無かったかもですが…

●ダウン・バイ・ザ・ジェティー(75年発表)/Dr.フィールグッド
この盤は自分は愛し過ぎていてアナログ(モチロン再発盤ですが)、初期の輸入盤CD、紙ジャケ、DX盤、BOXセットと5種類も所有しています…完全に気が狂っている…!その全てを手放す気になれません…超金欠時代、ザ・フーのDXエディションは手放せてもコレの通常版CDは手放せなかった。今から買い戻す価値を考えると自分の愚かさが身にしみますが、このアルバムに対する自分の愛着の前にはそんな理屈は全く響いて来なかったのだから仕方ありません。自分が息絶えるその時までこのアルバムの全種類は自分の手元に残り続けるのでしょう(驚)

●ラ・ブーム2(83年発表)/オリジナルサウンドトラック
コレのアナログ盤のソフィー・マルソーのポートレイトに激恋していた自分ですが、貸しレコで借りたっきりで、未だに手元に所有した事がありません(泣)CDでは1作目と2in1になった盤を無事ゲットできましたが青春のメモリーとして出来れば今からでも入手したいLP最有力候補ではありますね♪そして過去エントリーでも述べましたが、これ程までにアルバムを溺愛している自分なのに映画の方は未だに観た事も無く、今後も特に観たいとも思っていないというのが我ながらホワイ?と言いたくなるところ。ソフィーも好きでアルバム収録の音楽も大好きなのに肝心の映画にカケラも興味が無いなんて?

●レッツ・チェンジ・ザ・ワールド・ウィズ・ミュージック(09年発表)/プリファブ・スプラウト
「アンドロメダ・ハイツ」の時に抱いた感想と寸分も違わぬ印象をこのアルバムにも持っています…すなわち「ヨルダン:ザ・カムバック」と地続きな内容だという事。尤もコレは正真正銘「ヨルダン〜」の次作として録音されたアルバム構想の曲群だそうなので、自分の感想も無理からぬところだと思うワケなのであります。それにしてもポップで煌びやかなこの音像が限りなく荘厳に響くこのマジックとは…曲タイトルにも曲中にもしきりに登場する「ミュージック」というタームには「音楽」と言うより「祈り」と訳したくなるパディのソウルに思いを至したくなるじゃないですか?パディは神学校に通ってたんでしたっけ…

●ペインテッド・フロム・メモリー(98年発表)/エルヴィス・コステロ・ウィズ・バート・バカラック
前作でワーナーとの関係が険悪になった経緯をコステロが当時インタビューで話していて「しばらくアルバムは作らないかも」みたいな発言にショックを受けていただけに、それ程間を置かずにコレをリリースしてくれた事に本当にホッとさせられた記憶が蘇ります。そのインタビューではアトラクションズとはもう二度と演らない、と言っていてソレは現実になったなぁ(泣)でもここで描かれた音世界は彼がワーナー移籍後にチャレンジしてきた事、特に「ジュリエット・レターズ」のようなフィールドまでが全て結実したサウンドに昇華されたものだったと思うのです。感性の赴くままに突き進む彼の行動は無意識下ではちゃんと論理的整合性が取れていると納得できるこの喜び…コステロを聴くと言う事は推理小説を読む快感にも連なるものなんですよ♪

●秘密(83年発表)/シーナ・イーストン
このアルバムにも恋してましたね、当時の自分♪アイドルに関心が無い、みたいに自分で思って今まで過ごして来ていましたが、何の事は無い、洋楽や洋画の住人に自分はアイドル像を見ていたのかも知れないなぁ…こうして過去の記憶を呼び覚ましていくとそこには必ず好ましい女性をキャッチしたい自分の心情に頻繁に出くわすワケですから(笑)アルバムにも収録されたシングル「テレフォン」はMTVより先にラジオで頻繁に聴いていてチャーミングなクール・ヴォイスを気に入った自分は貸しレコ屋で見つけたコレのジャケに自分の想像の更に上を行くクールルックを見出しました…邦題が「秘密」とあっては嫌が応にも神秘的な雰囲気を感じないワケには参りません。このアルバムからアメリカ市場を向いてサウンドがガラッと変わったそうですがシーナの冷んやりとしたヴォーカルはその食い合わせの悪さを個性に変換していたと自分には思えます…アバタもエクボでしょうか?

●フロスティン・オン・ザ・ビーター(93年発表)/ポウジーズ
このアルバムは自分にとって90年代鉄板のベストソング「ソーラー・シスター」が収録されているだけで何物にも代え難いアルバムなんですが…最大の功労者はドン・フレミングで間違い無いんじゃないでしょうか?コレ以前にしても以降にしても彼等のドラム・サウンドって何だかペラッペラな所があって曲は良いけどサウンドがついて来ない…みたいな部分は残念ながら感じざるを得ないと言うか(汗)そこで細かいオカズは抜きにしてシンプルでタイトな、しかも体の芯にどぉーん!と響くように打ち込んでくる今作のリズム隊が曲の旨味を最大限に引き出したように感じるもので…他アルバムには無い特色だからきっとドンがもたらした効果なんですよね♪両者にはもっとガンガンとコラボって欲しかったですよ!

●イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ(92年発表)/レモンヘッズ
数々の優れたグランジバンドを輩出した90年代ですがハイアベレージなソングライティング能力を発揮したのはイヴァン・ダンドでキマリ!と自分は思うのです…そして彼の才能が最も開花していた時期に偶然、音楽シーンも彼等に着目しブレイクに繋がった、と。但しイヴァンは色んな意味でメンタルに弱味を抱えていてショービズ界をサバイヴして行けるタマでは無かった…破滅的なカート・コバーン程では無かったにせよイヴァンも決してスポットライトの下に立っていたい人間では無く、次作で既にサウンド面はともかく精神面、バンド内人間関係で行き詰ってしまいもっと多くを手に出来たであろう成功も評価も自分から背を向けた形になってしまいました。歯切れが良くもくぐもった音と声という得難い個性が僅か30分に満たない本アルバムに横溢しているだけでギフトと思うしか無いですかねぇー(溜息)

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■グループ1(ベスト1〜10アルバム群)
●アルゾ(71年発表)/アルゾ
コレは単に作品だけの素晴らしさだけで語るのではなく30年余を経てミュージシャンとリスナーが奇跡的な邂逅を果たした存在として未来永劫語られるべきものではないでしょうか?ラテン・フレイヴァー、パーカッシヴな演奏、スポンテニアスなフィーリング、とこのアルバムの事は延々と褒め続けることが可能ですが、そんな優れたSSW作品が当時何故か全く人々に受け入れられる事無く失意の内にアルゾは引退したといいいます。しかしそれも自分の音楽が人々に受け入れられない苦しみから目を背けたいだけであって歌を愛し過ぎていたからこその封印であり撤退であったと…どれだけピュアなハートを維持し続けていたんだぁ(号泣)このアルバムは是非、日本盤で持っていなければなりますまい…

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●ドキュメント(87年発表)/R.E.M.
R.E.M.の作品としてはコレが究極でしょうね…曲単位では「ビギン・ザ・ビギン」ですが本アルバムはアルバム全体が「ビギン・ザ・ビギン」を表現している、という印象をいつも持ってしまうのです。冒頭の「最高級の労働歌」のイントロからしてもうギターの音色がドリルの如く自分の心臓めがけて迫って来ますからね…この胸苦しくも快感というアンビバレンツ!アセンズ出身のローカルボーイ達がヴェルヴェッツやビッグ・スターに憧れながらも決してエキセントリックな振る舞い無しにロックシーンのど真ん中に切り込んできた正しく時代のドキュメントを切り取った作品と言う事に何の躊躇もございません(笑)

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●チューダー・ロッジ(71年発表)/チューダー・ロッジ
英国フォーク&トラッドと言うジャンルの入口に立ったのは、多くのロックリスナーがそうだと思っているのですがレ○コレの紳士録にせみま〜る氏が登場した事がキッカケでした…関西出身の軽妙な語り口の氏がトコトン、ディープなコレクター界の魔窟について語る時、そのあまりの羨ましさに氏が耽溺している音楽を片鱗でも味わいたいと渇望したのか始まりであったと言うワケです。その号に載っていたグループ名も初めて知るものばかりで魔法の呪文かと思いました(笑)メロウ・キャンドル、ヘロン、スプリガンズ…見た事も聞いた事も無い人達だぞ?そんな中美しい語感のグループ名を持つチューダー・ロッジに自分は一番心惹かれるものがありました…おおジャケも美しい!後日輸入盤で2500枚限定と銘打たれた紙ジャケもどきを購入しましたがペラッペラなボール紙製で日本の紙ジャケの凄味を逆説的に証明するシロモノでした(泣)しかしそんなチープな外装など一瞬で吹き飛ぶ内容の神々しさよ…木漏れ日の陽光と峻厳な気高さが同居する森の妖精が作ったんかい!とでもツッコミたくなる美しさ、たおやかさの結晶です♪

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●グルーブズ・イン・オービット(83年発表)/NRBQ
先日待望のBOXセットが出たばっかり!今年はバックカタログが日本盤でもリリースされたし自分もコツコツ拾ってますよ〜♪コレや「ヤンキー・スタジアム」のようなど真ん中のタイトルはまだ輸入盤でしか入手できないみたいだけど来年は出て欲しいね!自分買い直しも厭わないですから(ホホホ)ジャケそのままのポップなようでいてその実シュールで硬派、という佇まい…最初は自分もイマイチとっつきが悪かった事は白状しますが、今となってはこれ程大事な盤もそうそう出会わないクラスだと断言したい!!1曲目「スマッカルー」のパンキーなロカビリー、ラストの脱力ビアホールロック、共に口当たりは良いけどドブ泥に底なし沼のごとき吸引力があって、コレは一生かかっても聴き尽くせないぞぉー

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●アイス・オン・ザ・モーターウェイ(80年発表)/ウィルコ・ジョンソン
フィールグッズ→ソリッド・センダース→ブロックヘッズを経てソロ・デビューと相成った本盤。軽快な冒頭曲「ボトル・アップ&ゴー」を聴いただけでもうメロメロ…結局自分はバンドの中でフロントマンよりも艶のあるギタリストにいつも恋してる気がします。キース、チャボ、マーシー、玉城宏志…おお皆そうじゃん!ウィルコは特にエキセントリックな佇まいが周囲との軋轢を生んでいたのかも知れませんがリー・ブリロー以上のヴォーカルは居ないから、という理由でソロになってからはヘタでも自分がヴォーカルを取ることにするなど一徹でありながらクレバーな所を見せる愚直なナイスガイです。尾羽打ち枯らしても誰にも恨み言は言わないが、後年フィールグッズとのジョイントの機会があった際にも断固拒否!しかしバンド・ドキュメンタリーには全面協力する…支離滅裂に見える行動は実は何の齟齬も来たしていないのです…特に先立たれた愛妻アイリーンに対して未だに思慕の念を隠さない姿勢、本気で惚れるゼ!

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●スペシャルズ(79年発表)/スペシャルズ
彼等のLPをクラスメイトの家で聴かせて貰った時、初めて自分がロックのコアに触れたかの感動に襲われました…プリミティブにも程があるのどかなロックステディのリズムに乗って彼等が吐き出したのは胸の内のマグマそのもの。音程を外そうが声がフラットしようが演奏が走ってもモタっても彼等の放射する熱量は原初的なロックの塊としか言い様が無かった…聴いた直後に雷に打たれたような呆然とした状態でこのレコードの事以外は考えられなくなった、そんな作品です。何時、どんな時に聴こうとも胸の昂ぶりが抑えきれなくなるアルバムはコレと「ラーフター」と後何だろう…?

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●カフェ・ブリュ(84年発表)/ザ・スタイル・カウンシル
洋楽に興味を持ち始めた頃にコレに出会った事が自分の今を決定づけてくれたと言っても過言ではありません…洋楽、ロック、ポップスというものが途轍もない芳醇なバックグラウンドを有していて一生かけて追求するに値するものだ、と言う事を雄弁に教えてくれたからです。ソウル、ジャズ、ラテン、フォークといったソースをアルバムにブチ込んで緊張感や集中力を一切減じない事が可能という事を示した点でも著しく傑出した作品だと言えましょう…でも「アワ・フェイバリット」がDX盤化されたのにコレがその選から漏れたのは納得行かないなぁー!ジャムの諸作のような周年記念のスーパーDX盤が出たとしてもコレだったら自分はどんな出費も厭わず求める事でしょう…

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●ドリーミング(82年発表)/ケイト・ブッシュ
自分にとって女性アーティストの基準とはケイトの事で、しかもこの「ドリーミング」が何と言っても最高峰なのです…あまりにエキセントリックで代わりとなる存在皆無という孤高のテイストですがこの圧倒的な音世界にハマってしまったからにはもう後戻りできません。72トラックレコーディングという狂気の音作りはピーター・ガブリエルに影響を受けたとの指摘もありますが自分にとっては両者を比較しても「ドリーミング」に軍配を上げるでしょう…ピーターが男性らしいシリアスさ重さ暗さで攻めるとしたらケイトはその緻密な音世界をミスティックさオカルティックさ妖艶さで代替したと感じられるからです。蠱惑の怖しさ、禍々しさに満ちていると言えば良いのでしょうか…

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●ヨルダン:ザ・カムバック(90年発表)/プリファブ・スプラウト
何てスゴい作品を作ってくれたんだよ、パディ!…と呻きたきなる程圧倒的な美の塊、それがこの「ヨルダン」なのです。曲の骨格は間違い無く美の結晶なのですが彼等が80sのサウンドに特別アレルギーを持って無かった事で音像は結構カジュアル…むしろ彼等の熱心なファンの方が彼等の完璧な楽曲にはもっとアコースティックな質感が望ましい、みたいに規定しているのではないかと思われる程、本人たちは自分達のサウンド構築にはクレバーだった気がしますし、そうした衒いのない姿勢が結果的に曲に躍動感をもたらしたように思います。モチロン、トーマス・ドルビーとの有機的なコラボがあったからこそ儚くも風通しの良い質感が達成できたのでしょう…素晴らしいサウンドチームでしたよね♪

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●インペリアル・ベッドルーム(82年発表)/エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ
ひとり「アビイ・ロード」なんです、自分にとっては…これだけの振れ幅の大きいメロディが湯水のごとく湧き出すアイディアの源泉、まさか一人の男の脳から生まれるとは信じがたい♪以前エントリーにも記しました轍マン大会時に洋楽テープを流す、という状況の時にこのアルバムを持っていった事がありました。メンツの中にコステロを知る者は誰もおりませんでしたがテープが流れるうちに誰かが「何コレ、ビートルズ?」と自分に訊いてきたと言う…それ程紛れもないビートルズ臭が横溢している作品だと言う事でしょう。モチロン、ビートルズ縁のジェフ・エメリックが制作に携わっている事も大いに作用している事は間違いありません…米プレスにガーシュインの再来と呼ばれ「大袈裟な評価が恥ずかしかった」なーんて本人は言ってますが、それだけの評価を貰って当たり前なんじゃあ、オマエはぁー!

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…というワケで3回に渡ってダラダラと実施させて頂きました「マイ・ベスト・アルバム100選」ですが、如何でしたでしょうか?自分にとっては当たり前過ぎる選盤故、どれだけ偏っているのかが感覚的には理解できていないのですが、冒頭でも述べました通り一般的にロック界でビンテージ扱いされているアルバムやアーティストがポコポコ漏れているんだからスタンダードなリストとは全く別物になったのは仕方ありません…あくまで自分がこれまで通過してきたロックはコレなんだ、と言う等身大の告白のようなものですしねぇー。とは言えここに挙げたリストは思い入れだけのクズ盤は1枚も無いと信じておりますので、ご興味の際に1枚でも手に取ってみよう、なんて気持ちになって貰えたら大変嬉しく思います♪

さっ次は邦楽編に取り組もう、と思っておりますが洋楽に較べ大変困難が予想されます…まずドメスティックの市場で流通しているジャンルの幅が広すぎて洋楽程ロック、ポップスの括りで拾うことがかなりデリケートな気がしています。まぁ洋楽同様、自分がこれまで聴いてきた道筋は変える事が出来ないんだから、その記憶を辿ってリスト作成に取り掛かるしか無いんですけど♪洋楽同様、前・中・後編の3連記事で予定していますのでどうぞ宜しくです!

それでは本日はこの辺で…

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僕が選んだものと結構被るかも...とおっしゃってましたが、全然!
僕が知ってるアルバムは2〜3割しかない感じです。趣味が似ていると思ってたmangohboyさんなのに、今まで聴いてきた音楽の違いがこれだけ浮き彫りにされるわけですから、勉強になりますね。
それから、すごいのは、全アルバムにコメントをつけてらっしゃる事!僕もそうしたかったのですが、それやろうとしたら、いつになっても発表できなそう...と思って断念しました。1回の記事で100枚全部発表したかった、ってのもありますけど。なんにせよ、ものすごい労力がいった事、想像できます。お疲れ様でした。ジャケット画像並べる方がずっと楽ですよ(笑)。
お次は邦楽編ですね。こちらも楽しみにしてますよ♪
カフェブリュ
2016/12/24 06:07
カフェブリュさん、コメントありがとうございます。
ウーン、自分もカフェブリュさんのブログにシンパシーを感じておりますので感性の部分では近しいとは思うのですがロックファンひとりひとりのリストは似てるようでも食い違ってくるのかも知れませんね〜
そしてコメントは確かに全部で100枚ともなると内心「シマッタ」とは感じておりました(汗)イヤ邦楽もあるから全部で200枚分かぁ〜途轍もなく「シマッタ」なぁ〜
邦楽編、既に現在選盤の時点で難航しておりますよ(笑)
mangohboy
2016/12/26 22:04

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